技術教育出版(有)
 

 

セミナー情報


 


―「化粧品・トイレタリー用品における洗浄技術・洗浄剤開発と機能創製」―


 
 
開催日: 2025年11月21日(金)13時〜16時30分(入室12時45分)
ZOOMによるオンラインセミナーのご案内
参加費: 19,000円(税込)
録音: 録音・録画は禁止事項です。
予稿集: 開催日前にご郵送いたします。
申込先: 技術教育出版社:〒166‐0015東京都杉並区成田東3−3−14ニックハイムビル106 Tel/03(5913)8548:Fax/03(5913)8549


 
 

◆開催のねらい
新型コロナ禍を経て(最近あらためて注意がよびかけられていますが)機能性洗浄技術に対するニーズが高まっている。
本セミナーでは皮膚、毛髪、衣類や堅表面の洗浄技術・洗浄剤開発と機能創製について、基礎・概論・ポイント技術、最新動向を明らかにいたします。

 

 

 
 
◆プログラム(講演概要)
時間 演題

1、 13時〜13時45分

「肌の潤いを守る新規スキンケア洗浄剤の研究開発」 

潟tァンケル 飯塚悠弥

使用後のつっぱり感の無さから、アシルアミノ酸塩を主たる界面活性剤に用いた洗顔料が開発されている。我々は洗顔料に汎用されるアシルグリシン塩に着目し、アシル基に不飽和脂肪酸を導入したところ、洗浄後に独特な肌感触が得られることを確認した。この独特な肌感触について、界面活性剤の疎水性表面への吸脱着挙動の解析や、吸着物の構造解析を実施し、考察した。
これに加え本発表では、製剤化の観点で、吸着物の皮膚への影響についても検証したため紹介する。




2、 13時50分〜14時35分

「シャンプー処方概論と洗髪後の香り持続性向上の処方技術」

味の素梶@原矢奈々

シャンプーは洗浄性能に加え、香りや使用感、ダメージケアなど総合的な品質が求められる。しかし、配合される香料や機能性成分の大部分は、洗髪過程で洗い流されてしまう。本講では、シャンプーの基礎知識を整理するとともに、現代のコンディショニングシャンプーに重要な「アニオン性界面活性剤とカチオン性ポリマーの複合体(コアセルベート)」に焦点を当て、香料や疎水性成分を効率的に毛髪に残留させ、香りの持続性を高める処方技術を紹介する。



3、 14時40分〜15時25分

「保湿成分が洗い流されない皮膚洗浄剤の開発」

ライオン梶@中川雅之


従来のボディソープには、保湿成分がすすぎの際に洗い流されてしまうという課題があった。そこで、アニオン性界面活性剤とカチオン性高分子を組み合わせ、希釈時に複合体を形成して皮膚に滞留させる技術を確立した。
この複合体は保水機能を有し、皮膚を部分的に覆うことで水分蒸散を抑制し、優れた保湿効果を示すことが明らかとなった。
本技術は感触向上成分の滞留にも活用可能であり、洗浄とスキンケアを両立させる有効なアプローチである。

 

 

4、 15時30分〜16時30分

「ぬれと乳化を操る洗浄技術の開発」

工学博士 田村隆光氏


洗浄は様々な表面に付着した複合汚れを、界面活性剤のぬれ、可溶化、乳化、分散などの機能を利用して除去する。化粧品分野では、皮膚や毛髪に付着した汚れが対象になることから、低刺激洗浄剤が開発されてきた。しかしながら、衣類や硬表面の洗浄まで視野を拡大すると、洗浄技術も大きく変化する。本講では、目に見えるマクロな汚れ除去に、界面活性剤のぬれと乳化の作用の違いにポイントを絞り、衣類や硬表面からの汚れの洗浄挙動の違いを紹介する。


 
 
 
◆申込要項
お申し込み用紙(PDF)
*お申し込み用紙に必須事項をご記入のうえ、FAXにてお申し込み下さい。
 
■お申し込み・お問い合わせ先
 
技術教育出版社 セミナー担当 行き
技術教育出版社:〒166‐0015東京都杉並区成田東3−3−14ニックハイムビル106
Tel/03(5913)8548:Fax/03(5913)8549
URL https://www.kbsweb.org/Gijyutukyouiku
 

「申し込み締切日:11月14日(金)ただし定員になり次第締め切り」 

http://www.kbsweb.org/Gijyutukyouiku/


「お振込みは、当社より、請求書が届いた後にお手続きをお願いいたします。振込み手数料はご負担下さい。」

 

◆お申込みいただいた皆様には、開催日が近くなりましたら、アクセス用URLをメールにて通知いたします。なお、アクセス用URLはご登録者以外に絶対に知らせないでください 

□本セミナーで使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画、写真撮影、複写、転載、配布、上映、販売及びそれに類する行為は禁止事項です。

□予稿集の複写(コピー)・電子化は著作権の侵害となり、禁止事項です。

□本セミナーはお申込みいただいた方のみ受講いただけます。




 
 
 
 
 


 


―「化粧品企画・研究開発のための皮膚科学基礎講座‐最新の知見にもふれて」―


 
 
開催日: 2026年1月22日(木)13時15分〜16時45分(入室13時)オンラインセミナー
〇新入社員・初心者にもわかりやすいと好評の化粧品企画・研究開発のための実際に役立つ皮膚科学基礎講座
参加費: 19,000円(税込)
予稿集: 開催日が近づきましたらご郵送いたします。
  録音・録画は固く禁止いたします。(違法行為者は退出させます。)
会場: ZOOMによるオンラインセミナー
開催日が近づきましたらZOOM:URLを送付します。他者への送付厳禁。
申込先: 技術教育出版社
〒166-0015 東京都杉並区成田東3-3-14ニックハイムビル106 
Tel;03(5913)8548  Fax;03(5913)8549
http://www.kbsweb.org/Gijyutukyouiku/


 
 

◆講師:正木 仁氏:海IEL シニア・フェロー
1980年3月神戸大学大学院理学研究科化学専攻終了後、持田製薬株式会社、株式会社ノエビア、
株式会社コスモステクニカルセンター、東京工科大学応用生物学部先端化粧品コース教授を経て、現職に至る。
1995年9月京都薬科大学にて博士号(薬学)取得、日本フォトダーマトロジー学会 理事、エラスチン関連分子研究会 幹事


 

◆開催のねらい
基礎化粧品の開発において、皮膚トラブルの発生メカニズムを熟知することは製品コンセプトの決定に重要なポイントとなります。他社製品のコンセプトや自社既存製品とのコンセプトと異なるコンセプトを提案し製品化することにより、差別化が可能になってきます。基礎化粧品の訴求点は、保湿、美白、抗老化が中心になります。この3点について皮膚科学的なメカニズムを中心に最近の知見にもふれてお話をさせていただきます。

 
 
◆プログラム(講演概要)
  演題


ご講演:13時15分〜16時25分(休憩10分)

ご質問:16時25分〜16時45分

 

第1講「皮膚の保湿」

 

1 表皮の構造
2 表皮バリア機能  細胞間脂質とタイトジャンクション
3 天然保湿因子NMFとフィラグリン
4 皮膚のpHと角層剥離メカニズム
5 皮膚の保湿機能と角層パラメーターの関係
6 乾燥性敏感肌について



第2講「色素沈着のメカニズム」

 

1 太陽光線が皮膚に及ぼす作用
2 シミが消えにくい理由  老人性色素斑部位の組織から見た変化
2 メラニン合成の化学と活性化シグナル
3 メラノソームの輸送と移送
4 メラノソーム分解とオートファジー
5 老人性色素斑と色素細胞、線維芽細胞

 

第3講「皮膚老化のメカニズム」 

 

1 光老化皮膚の特徴 表皮、基底膜と真皮
2 老化に伴う皮膚の機能変化、肌色変化
3 コラーゲン線維の変化と弾性線維の変化
4 細胞老化は皮膚老化を誘導するのか

 

第4講「老化研究における最近のトピックス」

 

1 ミトコンドリアの品質低下が誘導する真皮構成線維の再生機能の低下
2 新たな抗老化の方向性 老化細胞の選択的除去senolysisと老化細胞の回復

 
 
 
◆申込要項
お申し込み用紙(PDF)
*お申し込み用紙に必須事項をご記入のうえ、FAXにてお申し込み下さい。
 
■お申し込み・お問い合わせ先
 
技術教育出版社 セミナー担当 行き
技術教育出版社:〒166‐0015東京都杉並区成田東3−3−14ニックハイムビル106
Tel/03(5913)8548:Fax/03(5913)8549
URL https://www.kbsweb.org/Gijyutukyouiku
 

お振込みは、当社より、請求書が届いた後にお手続きをお願いいたします。

振込み手数料はご負担下さい。
本セミナーはお申込みいただいた方のみ受講いただけます。

◆締切日以降のキャンセルにより弊社に損害が発生しております。
予稿集の印刷所への発注とお客様への発送の関係上、1月7日(水)以降のキャンセルはかたくお断りいたします。 





 
 
 
 
 




技術教育出版(有)
〒166‐0015東京都杉並区成田東3−3−14ニックハイムビル106
Tel/03(5913)8548
Fax/03(5913)8549
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