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セミナー情報


 


「光機能材料研究会(会員限定)Zoomでの第102回ウェブ講演会のご案内」
―「メタマテリアル研究開発の今日的到達点と応用展開」 ―


 
 
開催日: 日時:2025年5月27日(火)14:15〜17:25(入室14:00)
予稿集: 会報光触媒76号 本講演会は、会員限定のZoomでのウェブ講演会とさせていただきます。
主催: 光機能材料研究会   事務局 〒278-8510 千葉県野田市山崎2641
東京理科大学スペースシステム創造研究センター光触媒国際ユニット内 FAX:04−7122−1742
 

この案内は会員でない方にもお送りしています。
会員でない方は、この機会にHP(pfma.jp)掲載の入会のご案内をご覧いただき、入会をご検討いただければ幸いです。
会員でない方は参加登録・入室できません。
※録音・録画およびそれに類する行為は禁止事項です。


 

 
◆プログラム(ご講演50分、質問5分)=(座長:第1講 高原淳一、第2講・第3講 田中拓男)
  演題

14:15

開会にあたって 光機能材料研究会会長 藤嶋昭

第1講14:20―15:15

「光メタマテリアルの最新動向」  理化学研究所 田中拓男 

「メタマテリアル」は,光の波長より小さな人工構造を用いて物質の屈折率や誘電率などの光学特性を人工的に制御した擬似物質である.メタマテリアルの研究はマイクロ波周波数帯から始まり,最近では光領域で動作するメタマテリアルも作られている.本講演では光メタマテリアルに焦点を当て,その研究背景,動作原理,加工技術について研究事例を交えながら紹介する.さらに,分光デバイスやメタレンズなどの応用技術を,最新の世界的動向とともに時間が許す限り紹介する.


第2講15:25―16:20

「誘電体メタサーフェスにおけるアクティブ化の進展」  大阪大学 高原淳一

メタサーフェスは2次元化されたメタマテリアルである。その中でも金属を用いない誘電体メタサーフェスは無損失の透過型素子に応用され、メタレンズをはじめ実用化がすすんでいる。我々は誘電体ミー共振器中の双極子、四重極子、トロイダルダイポールなどに着目するミートロニクスの立場から、シリコンメタサーフェスの研究を行っている。講演ではシリコンを用いたホイヘンスメタサーフェス完全吸収体による光・光制御、グラフェンなど2次元ナノ材料とのハイブリッド化による光機能の強化など最近の進展について紹介する。

第3講16:30−17:25

「時間変調メタマテリアルの研究開発」  東北大学 冨田知志

天然物質では実現困難な物性を実現する人工構造物質はメタマテリアルと呼ばれる。電磁波に対するメタマテリアルはこれまで、負の屈折率や不可視化クロークなどを実現してきた。これらは屈折率を空間的に変調する、いわば空間変調メタマテリアルであった。これに対して我々は最近、屈折率を時間的に変調する時間変調メタマテリアルの実験的研究を進めている。講演では特に、磁性体を用いた透磁率時間変調メタマテリアルの研究開発について報告する。

 
 
 
◆申込要項
お申し込み用紙(PDF)
*お申し込み用紙に必須事項をご記入のうえ、FAXにてお申し込み下さい。
 
 
お申し込み:FAX:03-5913-8549

お申し込み締切日:5月20日(火)ただし定員になり次第締め切り」


 
 

会員でない方は参加登録・入室できません。
※お申込みいただいた皆様には開催日が近くなりましたら
アクセス用 URL を通知いたします。

なお、アクセス用 URL はご登録者以外に絶対に知らせないでください。



 
 
 


 


―「メイクアップ化粧品技術・研究開発のトレンドとこれからの展開」―


 
 
開催日: 2025年6月10日(火)13時〜17時(入室12時45分)◆ZOOMによるオンラインセミナーのご案内
参加費: 19,000円(税込)
予稿集: 開催日前にご郵送いたします。◆録音・録画は禁止事項です。
申込先: 技術教育出版社:〒166‐0015東京都杉並区成田東3−3−14ニックハイムビル106  Tel/03(5913)8548:Fax/03(5913)8549
 

◆開催のねらい:コロナ禍をへてのメイクアップ化粧品の技術トレンドをふまえ、見えの特性研究、フアンデ―ションの研究開発、口唇の形状加齢変化実態、口紅の研究開発と技術トレンド、粉体配合化粧品と粉体技術について第一線でご活躍の講師の方にご講演いただきます。



 

 
 
  ◆プログラム(講演概要)

1 13時〜13時50分

「肌色、肌質感の見えと顔の印象」 千葉大学 溝上陽子

 

私たちは、肌色や肌質感から心身の様々な情報を得るために、肌に対して特徴的な見えの特性を備えていると考えられる。本講演では、肌の赤みの変化に対する感度は黄みよりも高いこと、同じ明度でも赤っぽい顔は黄色っぽい顔より明るく見えること、ヘモグロビンが増加した赤みの強い顔は怒りの表情認識を促進することなどの様々な肌の見え特性と、それらが顔の印象に与える影響について紹介する。

 

2 13時55分〜14時30分

「ファンデ―ション概論と最近の展開」 

ポーラ化成工業(株) 堀江 亘

 

コロナ渦はマスクへの付着のしにくさ、ライトメイク、スキンケア効果を付与したベースメークに関するトレンドが見られた。新型コロナが5類に移行し、外出機会の増加に伴い、艶感やカバー力、崩れにくい仕上がりに対するニーズが再び高まっている。本講では、ファンデーションの基本的な役割と処方設計の考え方および、各機能に関する最新技術の事例について紹介する。

 



3 14時35分〜15時10分

「口唇の形状加齢変化実態」 花王梶@安森春子

 

口唇は顔を構成する要素の1つであり飲食や発話のみならず顔印象においても重要な役割を果たす。その見た目は、個人によって異なるが、年齢によっても変化することが知られている。我々はこれまでに加齢変化をはじめとする口唇実態について検討してきた。本講演では、口唇の形状加齢変化について、またそれらが年齢印象に及ぼす影響も踏まえて解説をおこなう。



4 15時15分〜16時05分

「サステナブルビューティを実現する次世代口紅の開発技術」 

東京工科大学 柴田雅史


近年の口紅開発では、使用感や発色や仕上がりの向上に加え、環境負荷の低減が重要視されている。本講演では、植物由来など持続可能な成分への置き換えとロングラスティング性能の向上を可能にする界面化学技術について、具体的なアプローチや最新の研究動向を交えて解説する。

 

5 16時10分〜17時

「メイクアップ、サンスクリーンなどの粉体配合化粧品のトレンドと粉体技術」 福井技術士事務所 福井 寛


メイクアップやサンスクリーンには粉体が配合されており、見た目、使用感、皮脂吸着、紫外線防止など様々な役割を果たしている。特に光学的性質は重要で、メイクアップに必要な可視光の色の制御や凹凸の制御、サンスクリーンに必要な紫外線の制御について述べる。本セミナーでは粉体が配合されている化粧品の粉体技術を開発トレンドも含めて紹介する。

 

 
 
 
◆申込要項
お申し込み用紙(PDF)
*お申し込み用紙に必須事項をご記入のうえ、FAXにてお申し込み下さい。
 
 
お申し込み:FAX:03-5913-8549

お申し込み締切日:6月3日(火)ただし定員になり次第締め切り


 
「お振込みは、当社より、請求書が届いた後にお手続きをお願いいたします。振込み手数料はご負担下さい。」
◆お申込みいただいた皆様には、開催日が近くなりましたら、アクセス用URLをメールにて通知いたします。なお、アクセス用URLはご登録者以外に絶対に知らせないでください □本セミナーで使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画、写真撮影、複写、転載、配布、上映、販売及びそれに類する行為は禁止事項です。□予稿集の複写(コピー)・電子化は著作権の侵害となり、禁止事項です。□本セミナーはお申込みいただいた方のみ受講いただけます。





 
 
 


 


―「ペロブスカイト太陽電地の開発技術・実用化の最新動向」ZOOMによるオンラインセミナー―


 
 
開催日: 2025年7月2日(水)13時〜17時(入室12時45分)
参加費: 19,000円(税込)
録音: 録画禁止
  「ペロブスカイト太陽電地の開発技術と最新実用化指針」出版記念 
予稿集: 開催日前にご郵送いたします。
申込先: 技術教育出版社:〒166‐0015東京都杉並区成田東3−3−14ニックハイムビル106 Tel/03(5913)8548:Fax/03(5913)8549


 

 

 
◆プログラム(講演概要)
時間 演題

1、 13時〜13時45分

「ペロブスカイト太陽電池の高耐久化に向けた材料開発」 
桐蔭横浜大学大学院工学研究科 教授 池上和志


ペロブスカイト太陽電池の高耐久化に向けて、太陽電池の各層間におけるパッシベーション層や中間層への関心が高まっている。実用型のペロブスカイト太陽電池モジュールの製造に向けては、さまざまな塗工方法に対応できる高機能材料の検討が進められている。屋外耐久性試験の結果も踏まえた材料開発の現状について紹介する。


2、 13時50分〜14時35分

「フラーレン誘導体および単層カーボンナノチューブを活用したペロブスカイト太陽電池」  名古屋大学大学院工学研究科 教授 松尾豊

フラーレンやカーボンナノチューブといったナノカーボン材料は,導電性,活性酸素捕捉能,化学的安定性,機械的安定性,軽量性といった優れた特徴を合わせ持っていて,今世紀研究されているエネルギー関連デバイスの鍵材料としてそれらの実用化に貢献しうる.ナノカーボン材料の化学修飾や電荷ドーピングにより機能を引き出し,真空蒸着が可能なフラーレン誘導体やカーボンナノチューブ薄膜透明電極などの独自材料を開発してきた経緯について解説する.これらを活用した有機薄膜太陽電池,ペロブスカイト太陽電池について説明する。



3、 14時40分〜15時10分

「タンデム素子に向けたドーパントフリーな高分子電荷輸送材料の開発」早稲田大学先進理工学部 准教授 須賀健雄

ぺロブスカイト太陽電池の更なる高効率化を目指し、タンデム型の素子構成が提案されている。本講演では、トップセルに適用されるワイドバンドギャップな無機ペロブスカイト層に適合したホール輸送材料として、ドーパントフリーな高分子電荷輸送材料の分子設計と特徴について紹介する。

 


4、 15時15分〜16時

「実用化に向けた研究開発-ペロブスカイト太陽電池の界面材料開発」
京都大学化学研究所 〇中村智也、教授 若宮淳志


ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて、高効率化および高耐久化研究が進んでいる。本講演では、我々が開発を進める単分子電荷回収材料およびペロブスカイトのパッシベーション材料を中心に、最新成果と実用化に向けた取り組みについて紹介する。


5、 16時05分〜16時20分

「ペロブスカイト太陽電池研究開発への期待」(注:この講予稿無し)
JAXA宇宙探査イノベーションハブ 主任研究開発員 宮澤 優

 

軽量・フレキシブルで高効率な太陽電池を実現できるペロブスカイト太陽電池は、ビルの壁面や耐荷重の小さい屋根にも設置できるため、太陽電池の導入量を飛躍的に伸ばすことが期待されているが、高い放射線耐性も兼ね備えることから宇宙応用も期待されている。本講演では、近年の宇宙開発の動向を紹介し、ペロブスカイト太陽電池の宇宙応用が期待される背景や宇宙応用に向けた研究開発の状況、ペロブスカイト太陽電池の研究開発への期待を述べる。

 

6、 16時25分〜17時

「インクジェット印刷ペロブスカイト太陽電池の技術開発と、宇宙環境に向けた応用展開」  (株)リコー 先端技術研究所 田中裕二

 

JAXAの「宇宙探査イノベーションハブ」第8回公募(RFP8)に採択を受けたプロジェクト『フレキシブルガラスを用いたRoll to Roll All-Inkjet塗布型 高耐久ペロブスカイト太陽電池シートの創出』で、得られた研究成果の一部について紹介する。

 

 
 
 
◆申込要項
お申し込み用紙(PDF)
*お申し込み用紙に必須事項をご記入のうえ、FAXにてお申し込み下さい。
 
■お申し込み・お問い合わせ先
 
技術教育出版社 セミナー担当 行き
技術教育出版社:〒166‐0015東京都杉並区成田東3−3−14ニックハイムビル106
Tel/03(5913)8548:Fax/03(5913)8549
URL https://www.kbsweb.org/Gijyutukyouiku
 

「申し込み締切日:6月25日(水)ただし定員になり次第締め切り」   

http://www.kbsweb.org/Gijyutukyouiku/ 
「お振込みは、当社より、請求書が届いた後にお手続きをお願いいたします。振込み手数料はご負担下さい。」

◆お申込みいただいた皆様には、開催日が近くなりましたら、アクセス用URLをメールにて通知いたします。なお、アクセス用URLはご登録者以外に絶対に知らせないでください 

□本セミナーで使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画、写真撮影、複写、転載、配布、上映、販売及びそれに類する行為は禁止事項です。

□予稿集の複写(コピー)・電子化は著作権の侵害となり、禁止事項です。

□本セミナーはお申込みいただいた方のみ受講いただけます。


 
 




 
 
 




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